将とイゴのさんぽみち

自閉症の将と弟のイゴ、家族のこと

漢字ドリルに感想文

どんな小さな子どもでも、

話の中にはものがたりがあるんだなぁと

将を育てて実感しています。


言葉は稚拙であっても

「絵本」のような…


大人だったら話す時間が短くても

エッセイだったりコラムだったりします。


だからわたしは感想が言える。


つまり、相手が話したことに対して

相づちが打てたり

自分の気持ちが言えるのです。


今は少し将の話の傾向を掴んできた気がするのですが、

将が機嫌がいい時でさえ、辛い時間となる時があります。


将は突然 文脈と関係のないことを言い

その後もどんどん関係のない文が続きます。(それが自閉症の一つの特徴と言われますが…)


将はわたしの相づちを求めますが、

いわば 漢字ドリルに感想文を書くような難しさを感じます。



夏休みの宿題と言えば、読書感想文がありますね。

わたしはその宿題は好きな方でした。


課題図書はだいたい3冊から選べましたが

小学生の課題図書に選ばれるということは

恐らく考えて欲しいテーマがあるということ。


あとはテーマが難しくないと思った本を選んでしまえば しめたものです。


そしてどの先生が読んでも無難な考えを書いてまとめたら完成です。


非常にかわいくない子どもに感じますが😅

小学校はどこか無難にまとめることを求められていると思っていたような気がします。(子どもの頃に思ったことなので実際そうなのかどうかは分かりません)


そのうち中学、高校まで進むと「本当の自分の考え」を表現できない自分を知りますが😫


「先生」を意識せず、自由に思ったことを書ける今が1番かなぁ😙


と、前置きが長くなりましたが

そんなわたしのところに来てくれたのが将。



「エアコンが吹いているからティッシュひらひらしてる」

あ!そうだね、よく気がついたね!

「蓋がないから 買ってくる」

蓋? それ、もともと蓋ないよ。

「重いカバンは黒い…」

ふむ、そうなんだー。

「そこ、開いてる」

どこ?!どこも開いてないよっ💢


(この会話の流れ、将の中では繋がってるのかなぁ🤔?)


将は何も悪くないのに

沸点が下がり、常に沸騰寸前でブクブクしているわたしなのでした。


(こうして書くとなんてことないようにも感じます…が😭)