将とイゴのさんぽみち

自閉症の将と弟のイゴ、家族のこと

おにぎりとコンニャク

昨日の朝、お友達と遊んだ後に食べるおにぎりを握っていたら、


「しょうのおにぎり、さんかくにして」

と突然将がわたしに言いました。

(わたしはいつもまるく握っていました)


将はあまり「〜して」とは言わず、

依頼文でも「〜する」(この場合「さんかくにする」)とお願いされることが

多いので、きれいな依頼文にびっくりしました。

もう一つはリクエストをはっきりと伝えてくれて、あれ?成長した!と。


幼稚園でお友達のさんかくおにぎりを見て、憧れがあったのかな?🍙


その後「お母さんはまる、ね。」

とも。(なぜ)


幼稚園があるうちには言わず、夏休み入ってから言うのは何か遠慮があるのかなぁ??


将はこの後呪文のように

言い続けたのでさんかくおにぎりを見せると満足そう。



わたしが将になにかできるようになると、

「大きくなったね!」と声かけしてきたせいなのか、

わたしがリクエストに応えられるといつも


「お母さんオオキクナッタね!

マエはチイサカッタ!」


と言います💦


(お母さんずっと大きいんだけどな。)


その後、マグネット式のお絵描きボードにさんかくのマグネットスタンプを押して、おにぎり…と言いました!


これも将の成長です。


将はイレイサーレバーをスライドさせて、黒くなったボードを白く消したり

また磁石のペンで黒くしたりはしましたが、何かを描くことはしませんでした。


3週間前に初めて描いたのがコンニャクです。


なんでコンニャクを?

しかもマグネットやイレイサーレバーをふんだんに使い、

付けたり消したりを繰り返して満足するコンニャクを描いているんです。


よくよく見てやっと分かりました。


色も大きさも、わたしが豚汁や粕汁に入れるコンニャクと同じなんです。



お父さんに報告😍と思い、写真を撮りましたが、

「お母さん」とか「ガラピコ」とかじゃなくて「コンニャク」なのかという

気持ちもちょっと…😅


昨日はその灰色のボードに

おにぎりと言っていたので、

それでこれは成長かなと思いました。


ボードの色(灰色)にとらわれず、

おにぎり(白色)と言っていたので…。


一般的な子と違い、分かりづらいときは喜びのタイミングが遅れるんですけどね…💦

今日で一学期終了です。

将の幼稚園は明日から夏休みに入ります。


4月からはるかぜ幼稚園へ入園し、

月に2回、言語聴覚士さんのところへ通うぺースでやってきましたが、

今日でひとまず一区切り。


去年は2つのプレ幼稚園へ通わせていました。

A幼稚園とはるかぜ幼稚園、

どちらもとてもいい幼稚園です。


将はその時点では診断は受けていませんでしたが、

他の子と違うことは10ヶ月にはわたしはもう分かっていたので、(市の方に何度掛け合ってもそちらでは何も分からなかった時期です。)


将の行きたいところを将に選んでもらうためでした。


オウム返しの返事しかない時期だった為、願書を出す段階で

将の希望は聞けませんでしたが、

将の好きな方がどちらなのかは

母親なのでよく分かりました。


はるかぜ幼稚園はとにかく自由で

年中裸足、半袖半ズボンと元気いっぱいの園児たちがいて、

自然いっぱいの素敵な幼稚園です。


そして、去年一年、将のおかげでわたしも一緒に楽しい思いをさせてもらいました。


今日は昨年度のプレ時期に

文集に寄せたマンガを載せます🤗


次男坊、イゴ

今日はイゴと車でゆみちゃん夫妻のお家にお邪魔してきました☕️。


将と同じ自閉症の同い年の男の子、

陸くんのご両親です。


ゆみちゃんはとても穏やかなお母さんで、いろいろと話をさせてもらい、

とてもよい時間を過ごしました。


住んでる市が違う為、受けられる支援もまた違い、いろいろと勉強になることばかりです。


さて。


わたしがブログを始めたとゆみちゃんに打ち明けて、

しかし自分で読み返してみると、

まるでわたしが理解のある、いい母親そのものという感じである。


将が読んだら(読めないけど)

ぼくのお母さんこんなんじゃない。


とおそらく思うのでは?というような話をしました。


…そうです…

将とイゴの成長の記録にもなるし、

どこかに笑いを探して書いてみたいという目標があるものの、

実際はこんなべースの毎日だと思います⬇️



幼稚園ではあまり話さず、少し人との違いが見られるものの、

お母さん方にお話しなければ

「おとなしい男の子」という印象の将。


家ではそれを爆発させて、

わたしのすること全部が気に入らないとばかりに振る舞う状態です。

(夏休みの課題です…)


それに対して決して穏やかに返せないことも多く、気持ちは真っ黒な状態なのです。


その様子をじっと見ていたイゴ、

最近はわたしの頭を撫でてくれるようになりました。



…やっぱりイゴにも何か感ずるところがあるのかなぁ…

わたしがそれなりに頑張っていると

イゴは分かってくれているのかなぁと思っていたところ…


イゴも最近、それなりのイタズラをするようになり、

ダメだよッ!と怒ったところ、

憐れんだ目でわたしを見上げ、

「よしよし…」と。


…エッ?



それでもイゴは気遣いの目でわたしを見てるのです。


これは…?!

将とまた違った何かがあるのでは??

(状況を飲み込めない?)


う〜ん…


まあ、今はとりあえず、

次男坊のチャッカリ者な要素と受け取っておこうかな…


よしよしされてしまうとついつい笑ってしまいます。イゴは特な性格だなと思います。