将とイゴのさんぽみち

自閉症の将と弟のイゴ、家族のこと

夫婦冷たい戦争の歌(ラップ調)


♪ 俺と彼女の夫婦の危機



ヒスる彼女に俺ドン引き ♪



愚痴る 彼女にアドバイス ♪



BUT その目が

そのアンサー ♪



間違ってると 語ってる ♪


助言は… もう 懲り懲りかい? ♪



そうかい 了解 ♪


しかし 僕らは共同体 ♪

子育て 行う協力体 ♪



2人に必要 それ忍耐 ♪


お互いに湧き上がる 憎悪の感情 ♪



BUT 思い出せ ♪

あの頃の愛情 ♪


昔聞いた あの歌 あの歌詞 ♪


あれは 真実? 事実? ♪



今 現実 ☝︎ ♪


笑ってみようよ 昔のように ♪




FMで 恋人の愛の歌を聞くとき、


彼らの「何年後も君を愛す」

って場所にいるのだろうか?わたしたち?

と思って作ってみました。


(将は夏休みの登園日2日目。

朝はグズグズしてましたが

スッキリした顔で帰ってきました😊)


…明日も頑張ろう…

情熱

NHKの「香川照之の昆虫すごいぜ!」



すごいですね、カマキリ先生!

(昆虫もすごいですがカマキリ先生の情熱がすごいですよね…)



お出かけ前の家事の時間、

たいていEテレをつけていますが、


将もイゴも9時を過ぎると

あまり興味を示さず、BGMみたいにテレビがついています。


カマキリ先生の番組自体

何度か家事の合間に見てはいましたが、

月曜日の朝は旅行の疲れもあって

一旦家事を中断して見たのでした。


ザリガニを釣ったり

モンシロチョウを捕まえたり

田んぼの水路から流れでてしまった

おたまじゃくしをすくって田んぼに投げ戻したり


そういった経験はわたしもしましたが、

ファーブルの昆虫愛を不思議に、羨ましく思う子どもでした。



昆虫図鑑を編集する方も

生き物番組を作る方も


きっとカマキリ先生と同じ情熱を持った上で制作されていることと思います。


でも、情熱を持って制作はするけれど、

あそこまで全面に情熱を押し出す番組ってあるんでしょうか。


ちなみに将は、

「カマキリ先生 あとから みどりの服着る。」

(すでに緑色のカーディガンを着ていたので カマキリの被り物のことかと思います)


「カマキリ先生 暑くなったらみどりの服 脱ぐ。」

と 独自の視点で番組を分析。


わたしはカブトムシに興味はなかったのですが、

あまりの勢いに圧倒されて最後まで見てしまいました。


すごい番組です。



そして思い出したのは大学生の頃のこと。


姉妹のにこちゃんもわたしも大学生だった頃、にこちゃんの大学の講義に潜りに行ったことがありました。


わたしは他大学 (にこちゃんとは違う大学に進みました) の雰囲気に溶け込めず、

講義の内容が頭に入ってきませんでした。


スクリーンを使った授業の為、

ずっと教室は暗いまま。

寝てもいいと言われているような暗さです。


実際、前列の3名がしっかり授業を聞いている以外、ほとんどみんなが寝ているのです…!

(大学によってはよくある光景かもしれませんが

自分の大学では見たことがなかった)


しかも数列先に座っている男子学生のTシャツに、

「ご飯ができたら起こして下さい」

とプリントしてあるのが非常に気になる。


あんなシャツを着て寝られたら、

「ご飯ですよ!」と起こしたくなるに決まっている。


あれはギャグなのか?寝るためにわざわざ 今朝選んで着てきたのか??


…しかも教授の話が確かに日本語なのに、何も頭に残らない。


この授業、本当に難しい…(置かれている状況も…)



終わってからにこちゃんに、

「今の授業理解できた?」

と聞くと、一言

「全く分からへん」。


「でも、先生が猿を好きなのだけは分かる。わたしはその情熱に触れるのが好きやねん。

その為に講義とってるねん。」


霊長類の研究で有名な教授なんだそうです。


わたしは情熱に触れる為に講義を受講しているにこちゃんにも

情熱を子守唄に しっかりと睡眠をとる学生たちにも

睡眠時間を与える 権威ある教授にも

かなりの衝撃を受けたのでした。



内容が入ってこなくても、

誰かの何かに対する情熱さえ受け取れれば


それはとても素晴らしいことなのだ…!


(注: わたしはカルチャーショックで

その講義では 先生の情熱を感じることができていなかったが、

今なら分かる…! カマキリ先生の情熱が分かる…!

カマキリ先生の熱を感じて見るから

興味のなかった昆虫たちが面白い!)



将とイゴにもカマキリ先生の情熱、届いたらと思ったのですが、

まあ小さいしまだ早かったかな。


わたしのすさまじい感動をよそに、

2人して転がっているおもちゃをさらにころがして


ただ、お出かけの時間がくるのを待っている。



そんな様子でした。

子育てで失ったもの

土曜日の時点で

日曜日の鳥人間コンテストの中止が決まっていたため

朝はゆっくりご飯を食べて、

みんなでゆったり帰ってきました。


主人は独身時代からずっと見に来ている鳥人間コンテスト、

わたしも子どもを出産した年以外は主人と来るようになったので、

すっかり夏の恒例行事となりました。



そして毎年感じることですが…


初めて来た時の「わたし」と

どんどんかけ離れてしまっています。



初めて連れて来てもらった時は

まだ恥じらいのあった頃。


2日目のコンテストの開始時間が7時と聞いて、

慌てて逆算しました。


(ホテルを出るのは◯時で

化粧をするのは◯時で…


えっ早い!🙀)


それでも主人より早く起きて頑張って化粧して…

自分でも書いてて当時の自分がとてもかわいく思えます。



そして2018年。


晩、将とイゴの足キックで一旦起きてしまったので隣の部屋へ移動して…


まあ、楽しく書いてるブログの更新ができるしいいや♪と

眠気がくるまで書いて、再び3人の眠るベッドへ。

(2つのベッドをくっつけて4人で寝ていました。)


でも普段は布団で寝ているため、

イゴは何度かベッドから落ちそうになって

わたしも何度も起きるはめに。


そして気がつくとイゴが股の間で寝ているのです。(再び眠る)

そしてまた気がつくと、そのまま下へずり落ちそうな様子なのです。


しかし眠いのです。


寝たいのです。


わたしは両足でイゴの両腕をガチッとホールドし、

そのままぐいっと上へ引き上げたのでした。

(↓このように。)



日曜日の朝、主人は6時半に起きたそうですが…。

わたしは7時半までぐっすりと寝て、


そしてふと 昨日のことを思い出し、

1人で笑ってしまいました。


わたしはあんなにかわいかったのに

(注:容姿のことではなく、気持ちがかわいかった。)


今や睡眠確保のためにイゴを両足で引き上げるように。


「子育てで失ったもの」なんてシリアスなタイトルですが、

まあ大丈夫、この程度のことです。


って昔のわたしに言ったら、

そんなおばちゃんにはならないッ!

って言うんだろうな〜…



高速で帰る途中、雨のしぶきで前が見えず、少し怖いと思う時間もありましたが、

大津SAではこの快晴。


右下の黒い頭の子はイゴです。